好きなファッション用語はドレープです

実家の離れの倉庫、その2階に大きなダイニングテーブルがある。パソコンを開き、いろいろな資料を広げたままにして、帰省中の仕事部屋になっている。
その片隅に、すでにあった。


「梟の服」看板。

今日は、登場人物のキャラクターについて整理を続けていた。FURUTAMARU.の活動は、山田伊久磨、清水洋介、フルタジュンの3人しか出てこない。ということは、3分の1が自分だ。これはどう考えても、自分が役者として登場する割合が大きい。16年間、フルタ丸で舞台に立っておきながら、僕に役者としての自負がない。けど、今回は役者としての自分の可能性について考えている。自分に何ができるのか?いや、やってやろう、やるぞ、といつも以上に息巻いていることは声高に言えない。こっそりと、ここにだけ。

それにしても、ファッション用語は魅惑だ。

「ドレープ」

なんて言葉は最近知った。垂らした布にできる柔らかい流れるようなひだのことを言うらしい。そんな名前がついていたなんてね。服とファッションを取り巻くモノの考え方、面白さ、奥深さ、調べれば調べるほど、気になれば気になるほど面白い。熱中している。

夜は岐阜公演で会場として使わせてもらう美濃DiAngeloで打ち合わせ。地元の先輩、大地君のお店。以前、フルタ丸「フルカラーの夏」で使わせてもらって以来。

すごくイメージが湧いた。作品と雰囲気を馴染ませていく。会場の数だけ、作品が変容していく。「梟の服」は、そんなことを強く意識している。良い夜だった。