想い出して来て、想い出して来る

帰省して三日が経ち、美濃の夏の過ごし方を想い出して来た。

朝から家族を連れて川遊びへ。川の水は清く冷たいが、慣れたらこっちのものだ。川に飲まれてる場合じゃない。むしろ、川を飲んでやるんだと自分に言い聞かせる。
気温が上がり日差しが強くなると塩梅が整っていく。川と森と入道雲の配置が整い、絵葉書のような風景が完成する。急流をすべる。魚を捕る。川辺で食う手作りおにぎりの説得力。キャベツ太郎の心強さ。全てが判で押したように、いつか味わったことがある実感。匂いと景色。消えるな、この実感。

夕刻に、娘が誕生日をむかえて八歳になった。毎年、17時半に生まれた事を思い出す。あの日の昼飯、俺は大好きなつけ麺を食っていたのだということも思い出す。おめでとう。奥さんから何かおもちゃをもらって喜んでいた。

こっちに戻って来てから決めていた夕方のジョギング。今日は走れず終い。
久しぶりに何も書かずに一日が終わる。と思い、久しぶりにブログを書き出した。「熱闘甲子園」を見て寝よう。