風通しを考える

事務所の窓を開けて換気をする。人間関係も思考も、やはり換気が必要だなと思うことがあった。風通しが悪くなると、色んなものが停滞する。湿気も溜まる。良くないね。話は戻って、窓を開けると柿の木がある。手の届く位置に一本。今年も、その木に橙色の柿が生った。これは渋柿で食べても美味しくないことを知っているのでもぎって食べたりはしない。ストーブを付けてT-FALで湯を沸かす。お気に入りのタンブラーで熱いほうじ茶を飲む。この季節がやってきたなという実感。実感だけがグサグサ刺さる。もうすぐ11月になる。あと2カ月、しのびよる年末の足音。
夜のラジオが特番編成のため休みになった。ベイスターズがCSを抜けて日本シリーズに進出したので、神田さんは喋りたかったかもしれない。いや、ちょうど真裏で日本シリーズの試合があるからお休みで良かったのか。そんなことを考えながら、気付くと下北沢で下北沢にまつわる企画を一つ考え始めていた。ちょうど一昨日、ある人から相談を受けてボンヤリ考え始めていたが、それを考え始めたら止まらなくなった。実現するかどうかはまだ分からないが、実現したら面白そうなものになりそうな気がして、その点にワクワクしながら送信。
ワクワク。
改めて小学生みたいな単語だ。間抜けだ。が、ワクワクという言葉にしか置き換えられそうにないので、やはりワクワクと書くしかないのか。1企画→2執筆。1から2の順番で創作は進む。早く2がしたくてたまらないという気持ちにさせてくれる1を思い付けたかどうかが最も大事だと思っている。これはシビアだ。自分で2をする手前、誤魔化すと一番つらいのは自分になる。
とりとめのない日記になってしまったが、もう終わる。