共有する同世代のドラマ

『無礼講 into the Room』の稽古が終わろうとしている。あと明日の日曜日のみ。終わってもないのに思うのは「不思議な座組だった」ということ。これまで数えきれないほどの座組が目の前を通過していった気がするが、そのどれにも当てはまらない。不思議な感じで座組が動き出した。あの顔合わせから一カ月も経ってない。今、まるで違う集団になっている。舐めている内に色が変わる飴みたいに。
そんな座組で作品の密度を上げて来た。ここ数日の稽古では、通し稽古の他にそればかりやった。そんなことを経て、一人でも多くの人に見てもらいたい作品となった。余裕がありましたら、前回作品『青春ゲットバックシーズン2』の出演者が登壇するプレイベント、今作のアフターイベントもオススメ。

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昨日は稽古を早く切り上げ、稽古場の掃除をして、近くの居酒屋で稽古納め飲み会も開催。色々な話で盛り上がったが、最終的に最も盛り上がったのは同世代の男性勢が見ていたTVドラマの話。影響を受けたドラマの数々。名場面。どれもこれも宝石のような記憶として頭に残っている。それを共有して、何を面白いと思っているかを確認し合う。これって、実はとても大事だ。共有するだけで、お互いの核がだいぶ見えて来るものがある。こういうこと、もっと稽古序盤に知るべきだったか。いや、きっとこのタイミングでも遅いことはない。『お金がない』『振り返れば奴がいる』『踊る大捜査線』。どれもこれも、織田裕二。結局、織田裕二。俺達の織田裕二