ようやく分かったことがある

昨日は昼からの稽古で丸っと一日「無礼講 into the Room」。
シーン稽古、通し稽古、夜は懇親会とデブスト。その間にはどいちゅーさんが持参したカードゲームに興じたりもした。概ね12時間くらい稽古場にいたことになる。固定稽古場にしかできない醍醐味を味わった。

そう言えば、稽古場の近くに美味そうなラーメン屋があると聞いて、数人と連れ立って昼飯。

もうね、こういう透き通ったラーメンがなんだか美味しいと感じるようになった。スープを飲みながらホッとできるようなやつ。次郎のように、食べる人間とラーメン屋の「闘争」みたいなものは、もうあんまりしたくないのだ。
で、これは最近、ラーメンの真理としてようやくわかったことが一つある。
「大盛にすると、ラーメンは不味くなる」ということだ。
常に大盛の僕が、ある時、普通盛りのやつを食べてみたら、なんか美味い。なんで美味いんだろう。そうか、麺の量とスープの塩梅は計算されて、その普通盛りになっていたのだ。大盛にするってことは、その黄金比を崩すことになる。
たくさん食べられればいいやという時期から、美味いものを一番うまい状態で食べるべきだと考えるようになった。あくまで、考えるようになっただけで、本当に大盛の誘惑を断ち切れるかはまた別の話。