久しぶりに六本木を歩いた

けっこう頻繁に下北沢に進出してきた「日乃屋カレー」に行ってしまう。元は、銀だこのあった跡地に出来た店だが、スープカレーの気分でもなければ、普通のカレーをサクッと食いたい、できればカツとかメンチカツがドーンと乗っかっていてほしい…そんな時にドンピシャだ。カウンターテーブルの幅が妙に狭いのが難点だが、揚がるカツを見ながら待つことができる特別リングサイドとも言える。

夕方、六本木ブルーシアターにて、大勝さんが振付をした芝居のゲネプロを見せて頂く。大勝さんが降り付けた芝居を見るのは、ひらフル『結婚泥棒と6つの指輪』以来。随所に大勝節を感じる。節とは突き詰めれば、自分の勝利の方程式であり、自分の中の型みたいなもの。「変幻自在」も一興だし、そういう譲れない「型」も大事だと思ったりもするので、大勝さんの型を見られたことが嬉しかった。そして何より、髪を切った大勝さんは、若者達との作品創りもあってか、なんか若返っていたな。