あの寿司屋

近所にある古い寿司屋。一度も行ったことがなく、いつも足早に前を通り過ぎていたような店だ。申し訳ないが、誰がこんな所で寿司食うんだろう?くらいに思っていた。
その店の軒先に献花が3つくらい出ていた。歩きながら、その花をちらっと見た。


「祝・55周年」


55年?!
立ち止まった。
団体、会社、ましてや客商売の飲食店で「55年」という年月の持つ厚みは色んな意味で凄まじい。「歴史がある」という一言でも片付けられない。

一度行かなければ。