人生には良いエサがいる

ジョンという黒豆芝の犬を飼っている。齢8歳。

娘が生まれる前から飼っていて、カタカナで表記をすると「フルタジョン」となり、限りなく字面は「フルタジュン」だ。毎日の散歩に行くが僕の務めになり8年が経った。僕が家で仕事をしていると、必ず足元に来てそこで寝ている。この世で相棒と呼べる唯一の生物だ。

血液検査の結果がよくなかったので、エサを変えて2カ月様子を見ることになった。それが2カ月前。
それがべらぼうに高いエサで、1キロ6000円。
おそらく我が家で一番いいものを食っているのがジョンだ。正直、相棒がうらやましかった。べつにドックフードが食いたいわけじゃない。ただただ羨ましかった。

今日もう一度、血液検査をした結果、元の数値に戻っていた。というわけでエサ効果があった。つまり、原因がエサだったことが分かった。しかし、今のエサを続けるのは大変だ。先生に相談して、新しいエサの方向性を探った。ジョンのエサと自分のエサを考えている。