障子を張り替えている場合

GWはどこか遠く遊びに行く予定もない。
というか、行けない。
毎年、僕がフルタ丸の稽古ばかりで連れて行くことが難しいのだ。
という罪滅ぼしも手伝い、朝から障子の張替に精を出した。
これが思っていたよりもタイヘンだったことを記しておかねばならない。
やる前から要領だけは分かっていた。
古い障子を破り捨てて、枠に両面テープを貼って、そこに障子を貼って、はみ出している部分を切り落とす。
そう、糊でもなければ枠にジャストサイズでもない。
工程はすでに多かった。
しかし、たったそれだけのことだ。
1時間もあれば終わると思っていたら、終わってみれば3時間くらいずっとやっていた。しかも4つの内の2つは障子不足で貼れないまま終わってしまった…。
今、我が家は枠だけの障子窓が2つある。徒労感と敗北感。


夜のはフルタ丸稽古。今日もひたすら読み合わせた。
舞台セットのイメージを元に動きを組みながらの読み合わせ。
小道具、衣装なども並行して話し合う。
具体的な肉付けをしていく。
いつもより慎重にやっているという実感。
この慎重さは一体なんだろう。