思わず上映の夜となる

久しぶりの二日酔い。
打ち上げの後、事務所のソファで寝てしまっていた。
日中は「ビッグマウス症候群」の台本と、仕事のシナリオを行ったり来たり。
やはり、二つを切り替えるのに苦労する。


夜は事務所で劇団会議。
昨日までの下北コロッケを軽く振り返りつつ、主に本公演ツアーのことを話し合う。
東京公演の初日まで、なんせあと37日しかないのだ。
準備がモノを言う演劇というジャンル。
ここから俄然、もろもろを急ピッチで進めていく。
公演のことを具体的に話し合う内に、なぜか前回本公演「僕は父のプロポーズの言葉を知らない」の映像を皆で見返し始めてしまった。
あるシーンを確認しようと言って見返したくせに、そのシーン以外もズルズルと見てしまった。

あれから1年。なんとも早い。
演劇をつくるのは難しい。
その難しさをいつも感じる。
パズルとかクイズを解く難しさじゃなく、新しいパズルやクイズを作るような難しさ。
本公演はいつもそればかりを考える。