シャブ抜きならぬ

筆入れを落として無くなってしまったので、新たにフルタ文具内閣の組閣が始まっている。

これは、「シャブ抜き」ならぬ、万年筆の「インク抜き」だ。

むかし、奥さんからもらった万年筆をもう一度、カムバックさせようとインクを抜いている。新しいインク投入で復活できるか?
とにかく色々なことにお金が掛かる2月。どんどん飛んでいく。


夜、「虎の館」の稽古が再開した。
http://goo.gl/34NkMM


どんな世界でもそうだけど、人は時に肩書を聞かれる。それだけで食えている人じゃない限り、その肩書を正々堂々と言うことは憚れたりもする。
でも、もう一つの尺度がある。
現役か否かだ。
過去の栄光でも、年収でもない。今、この瞬間、ここが戦場だとして、すぐに闘える身体と頭があるかどうか。
僕は、この現役であるか否かが大事だと思っていて、その現役に用があり、現役でありたいと願うし、一緒に何か創る人にも現役であることを過剰に求めてしまう。
で、話は戻る。
最近は、色々な公演が途切れることがなく、ずっと演劇を創っているけども、たとえね、そういうのが全部なくなってしまったとしても、この「虎の館」を作り続ける限り、上演に向かい続ける限り、僕は現役で居続けられると思っている。これは、役者の伊久磨さんも清水さんも同じで、彼らにはずっと役者でいてもらいたい。僕は、彼らの役者の側面しか見たくない。


演劇のことばかり考えている。