故郷でやりたい

故郷でフルタ丸の本公演をやることに決めた。


思えば、3年前に初めてやった凱旋公演までさかのぼる。
上演したのは、1時間モノの『フルカラーの夏』だった。
当時、凱旋だと思っていたのはおそらく僕だけだ。
正直、フルタ丸公演を故郷が待っていた感じはなかったし、あまりにも個人的な想いはフルタしか背負えるわけがなかった。それでも僕は凱旋だと銘を打つことでしか何も始まらない気がして、これは凱旋公演だと言い続けた。
フルタジュンが、フルタ丸が、故郷に帰って来たぞ!と。

新聞には凱旋公演と載せて頂けた(笑)
2日で2ステージ。
おかげさまでどちらも満員御礼の中、上演させて頂けた。
東京で演劇をやるのとも違う、なんとも言えない実感が手に残った。
その実感には嬉しさと悔しさの両方があって、なんとかしてまたやりたいと思った。
あれからしばらく時が経った。
昨年のある日、下北沢でやった本公演をそのまま持って行けないか!と思い立ち、すぐに地元の頼れる先輩に連絡。
色々な方を紹介してもらい、実現に向けて動き出した。
今回、帰省している目的も、そのためだ。
今年の6月10日(金)〜12日(日)に、「美濃にわか茶屋」で本公演をやる。
今日も丸一日、色々な方に会いまくり、どうして故郷でフルタ丸をやりたいのか話し続けた。
自分の口で、言葉で、どうしても伝えたかった。

会う方会う方、ちゃんと話を聞いてくださる。
それが有り難く、僕も熱が入った。


今日も下見がてら行った美濃にわか茶屋で、夕方までソフトクリームを食ったりしながらウロウロ。

今回は3日間やる。
金曜日の平日も含んでいる。
場所も決して狭くない。
こりゃ大変だ。集客も。
美濃市在住、関市在住、県内、近隣県の皆さん、6月は美濃にわか茶屋でフルタ丸を観てもらいたいんです。
オモロイやつで、アッと言わせたいのです。

にわか茶屋のすぐ横の長良川
夕陽が沈む長良川の美しさとセットで一つよろしくお願いします!