八〇歳からの挑発

12月1日、ウディ・アレンの誕生日だ。
今年で80歳になったらしい。
今尚、現役で毎年1本は映画を作って公開し続けているバケモノ。
クリント・イーストウッドが85歳で現役であることを考えれば若いのか。
とにかくすごい次元だ。
大学3年の時、ニューヨーク旅行中にウディ・アレンに会ったのは2004年3月1日。
どうして憶えているかというと忘れられるわけがないからで、会った夜、バスでホテルへ戻るまでの間、車窓から飛び込んで来るニューヨークの街並みとセットで全部が脳裏に焼き付いている。
あれから11年。
その間、憧れた色んな人が引退したり、作ることを辞めてしまったり、解散してしまったりしたけど、ウディ・アレンだけが現役。
あの時、手帳にもらったサインを越える宝物はまだない。
今でも時々、本当に手帳を開いては、そのサインを眺めている。


来年、新しいことを始めようと思っている。
最近、その計画を練っている。
今日は場所の下見にも行った。
素敵な所だった。
信頼できる人の提案やススメにがっつり乗っかることは楽しい。
発表はもう少し先だが、そもそも自分ではやろうなんて思ってもみなかったことで、提案を聞いて「そうだ、これだ、次はこれをやるべきだ」と思ってしまった。思ったら早い。全部を一気に具体化していかないと僕は気が済まない。


さあ、あらゆる準備、準備を推し進める。