ガッツを見せろ

最近、映画館で映画を見ることが続いている。
でも、あれって、どうしてそんなに食いたいわけでもないポップコーンを買ってしまい(しかもそこそこ大きいやつ)、
腹が減っていなくても完食してしまうのか。
映画のエンドロールが流れる頃には、ベトベトになった指をしゃぶりながらの軽い自己嫌悪。
そんなお決まりのパターンだ。


それと『虎の館』という二人芝居の稽古にリターンしている。
おっさん3人の稽古場は華やぎというものが皆無。
だけど、楽しい。
山に籠って、ロクロを回し続けているような、そんな楽しさ。
なんでこんなにも追い込まれているんだろうか、、というぐらい追い込まれている。
余裕は全然ない。
自分と役者二人へのプレッシャーばかりが毎日肥大している。
でも、もっとプレッシャーを掛けなければダメだ…という反省が、今。
掛けても良い二人だし、遠慮なんていうつまんないことをしてる場合じゃない。
今決めたが、合言葉は「ガッツを見せろ」。


オモロさという尺度の前で、言い訳できないものが作りたい。
『虎の館』を、3人の代表作にしたいと本気で思っている。