構造的欠陥よ

つまらないモノとそうでないモノ。
主観と言ってしまえばそれまでだけど、自分の中ではしっかり体系化したい。
どうして自分はそれをつまらないと感じたのか。はたまた、グッと来たのか。
一つ一つを前に感想は言えても、じゃあ、結局どういうことなのか。
どういう共通項があるものが、そこに分類され落ちていくのか。
ある時から、これを考え続けていた。
モノを作る時に、当たり前だけど、つまらないものを作りたくないと思う。
もっと言えばプロでありたい。つまり、自分をプロだと思いたい。
依頼に対して、本当の意味で応えたい。
そういうわけで、自分なりに考えて来たことが、最近ようやく見えてきた。
つまらないモノの構造的欠陥がどこにあるのか。
それは作品の中であり、創る側の体制であり、それを求める世の中でした。
ラクをしようとした瞬間、簡単にズルズル引き込まれてしまう。
とくに、それを求める世の中が絡んで来てしまうので手ごわい。
そのへんを騙くらかす必要がある。
抗う術を考えている。