芸人さんの一人喋り

いつからか僕は芸人さんの「一人喋り」というジャンルの虜になっている。ジャンル名は他にあるだろうけど、僕の中では「一人喋り」と勝手に呼んでいる。バババっとステージ上に出ていき、たった一人で1時間も2時間もベラベラ喋るやつ。やる人によっては、独演会だったり、大演説だったり、呼称は様々。
20代の頃、好きだったロックバンドのボーカルを見ていたような目で、今は芸人さんを見ている。何がいいのかといえば、端的に言えば、格好がいい。自分にはできない。芸人にはなれないけど、観客でいいからその格好良さにしびれていたい。それが、僕と芸人さん一人喋りの距離だった。
そんなことを思っていた矢先、インコさんから演出の話を頂いた。
インコさんに改名後、インコさん自身初となるスタンダップコメディーライブ。
もちろん、食い気味で「やらせてください」。
年明けの1月だったか、下北沢の焼き鳥屋でそんな話をした。7月か、まだまだ先だなー、楽しみだなーと思っていたら、もう今日だ。
慣れ親しんだ「劇」小劇場は、やはり最高で、本当に創りやすい。昨日、小屋入りして改めて思った。
いつもフルタ丸で使うときは、楽屋もパンパンだけど、インコさんと僕だけの楽屋は、こんな感じ。

ま、とにかく今日始まって、今日終わってしまうという、打ち上げ花火方式。
16時と19時半の2ステージ、どちらも完売してますが、若干枚数の当日券が出るようです。
見逃せねぇ!という方、宜しければ劇場までお越しあれ。