昔のカバン

押入れに仕舞い込んであった大学生の時のカバンを引っ張り出していたら、中からこんなもの出てきた。

確か、大学4年の夏に見た、演劇弁当猫ニャーの解散公演の何かだ。なんだ、これ。荷物の引換番号か、整理券か。
よくわからんけども、懐かしい。
中野にある、駅からクソ遠い劇場で見たのだ。
解散公演なのにまるで湿っぽくなくて、ひたすらナンセンス。
そのナンセンスに爆笑しながら、解散公演であることが胸を打った。
こういう紙切れ一枚を頼りに、思い出せる公演もある。
もちろん、何も思い出せない公演もある。
何かあった時に記憶の中から思い出してもらえるようなやつを作んなきゃダメだなと常々思う。
自分にとって本当に大事な作品や音楽は、いつでも精神的に逃げ込める場所になりうる。
エンターテイメントにはそれが出来る。
そこが一番素晴らしい所じゃないだろうか。



「おはようインコさん」の稽古も始まった。
それと同時に、堰を切ったように色んな仕事も始まっている。
休みを確保しつつ、どれもこれも楽しんでやりたい。


6月から始めた早朝散歩は続いている。
わずかに減ってきていた体重はぴたりと止まった。
これが散歩の限界か。
でも、無理はしない。俺は散歩でいい。
しかし、顔色は見違えるように良くなった。
目の下のクマも消えそうだ。


最後に、最近の朝の散歩ソングを紹介して終わる。


大橋トリオ『サリー』