ぽわんとセカオワ

下北沢のスペイン料理「Atico dos」で密談。

ランチ980円で美味過ぎる。採算度外視の価格設定。
マダムたちが通う理由が、よーく分かった。


そこで、白い袋に入ったブツを頂く。
「ぽわん」のCD。
しかもサイン入りだ。

前に書いたように、今、激推ししている方の熱にほだされている。
自分発ではない、誰かの好きに乗っかってみようと思い、フルタのぽわんは始まっている。


頂いたCDで曲を聴きながら、夏が来る前に聴けて良かったと思った。
ガールズバンドは夏に似合う。
日照りのフェス会場で、汗をかきながら歌う女性ボーカルには永遠がある。
男の自分は、あんなふうにはなれやしないという永遠。
まだまだ語れない。聞き込む。夏が本格化する前に。


話題は、そんな「ぽわん」が、昨晩の新木場COASTで対バンしたという「SEKAI NO OWARI」について。


気付いたら、とんでもない集客力を誇るモンスターバンドになっていた。
キングコング西野が、前にテレビで「売れてるバンドはいっぱいいるけど、セカオワは中学生でもバカにできるからすごい。本当にヤバいやつらが出てきた」と言っていて、妙に納得した。
代名詞は「ドラゲナイ」。
そんなふうにバカにすることが、中学生でも出来てしまう。
これは、相当強い。
そもそもバンドが知られていなければ、バカにもできない。
そもそも曲を聴いていなければ、バカにもできない。
そんなバンド、今、日本にいくつあるんだ?っていう話だ。


彼らの昨年のライブ映像を見て、納得した。


http://www.youtube.com/watch?v=F9qVO6EZoSg


何がすごいのか。
決して花火を打ち上げるような派手な演出がすごいのではなく(それは金さえあればできる)、この4人でなけれならない意味を4人が完全に共有していることがすごい(それは経済活動とは全く別の所にいる)。だから、そこには永遠がある。とても単純なことだけど、たぶんお客さんはそこにこそ憧れを抱いている気がしてならない。少なくとも、僕はそうだ。


ライブ行きてぇ。