同級生づく

夕方、西新宿で打ち合わせがあり、
その前にカフェで仕事していると、
同級生から電話があった。
大学の同級生だ。
彼から電話があるなんて、何年ぶりかわからない。
端的に言うと、
「女にフラれてしまい、もう33歳だし、女を紹介してほしい」という相談だった。正直、僕はもう誰かの恋愛事情とか、あんまり興味ないんだけど、彼は別だ。
それは、まさしく大学の頃の彼であり、その"変わってなさぶり"が痛快だった。相談の内容と反して、ヒジョーに嬉しかったし、なんか頼もしくさえあった。


夜は、違う同級生と飲んだ。
これも大学の同級生。
彼とも、最近、急接近した。
自分と近しき業界にいる唯一の同級生でもあったのに、ここ数年会っていなかった。
別に何かがあって離れてたわけでもなく、なんとなく。
その間、互いにどんなことしてたかの埋め合わせから始まり、今、やっている色んな事とかそういうのを話しながら、いよいよ一緒に仕事やる時が来たなぁという企み。
お互いがお互いに譲れないものを握りしめながら、顔を突き合わせて一緒にモノを作る時がきた。
結局、こういうのが、最高に楽しい。


というわけで、同級生づいていた日。