息苦しさの中で

「共演NG」という次回作の稽古に取り掛かって2週間。
息苦しさの中から、ようやく前進した。
チャレンジングという言葉に追い立てられ、
理想とイメージを追及しているはずが、
チャレンジングそのものに足をすくわれそうになる。


こうなったらいい。
こんなのが見たい。
でも、どうなるのかわからない。
しかし、面白いものにしたい。


本当にそうなのだ。
チャレンジング3部作の3つ目だけど、
全てに共通する感覚として、それがある。


共演NGとして目指す所は喜劇だ。
どこにもなかったであろう種類の喜劇を作りたい。
本当にそれを楽しんで頂きたく。


稽古は進む。実直に、愉快に、破滅的に。


最近の個人的な楽しみは、
北の国から」のシナリオ集を読むこと。
ドラマ版から最終回まで全部が一冊になった分厚いやつを買ったので、少しずつ読んでいる。
たまらない。
五郎、純、蛍。
全く色褪せない。