おい、メロンパンナ

3歳の娘が、完全にサンタクロースを認識している。
プレゼントをくれる存在であるらしいことも知っている。
いよいよ、そんな闘いが我が家にも訪れた。師走。


何が欲しいのか、聞いてみた。
自分が子供の頃もそうだったように、
「サンタクロースに伝えるんで、教えてくれないか?」
という聞き出し方だ。


欲しいもの=メロンパンナちゃん(アンパンマンに出てくる、メロンパンのオバケ) 



こいつだ。
メロンパンナ関連であることは分かっていたので、
問題はメロンパンナの何が欲しいか、だ。


「…まくら」


枕だった。



これだね。
確か、下北でも売ってたから、あの店で買うか。
そんなふうに思っていたら、
先日、なんか改まった様子で告げて来た。


「…やっぱね、人形がほしいの」



こっちだった。


「…小さいやつ」


娘は何でも小さいモノを尊ぶ傾向にあって、
「大は小を兼ねる」的な発想は皆無。


人形なんてものは小さければ小さい方が安く、数百円で買えてしまう。


本当にこれでいいんだろうか…。


確かに、靴下には入り易そうではあるが。