特別な夏っていうのはある

色々買ってしまうなぁ、最近。
必要なモノもあれば、それほど必要ではないモノもある。
ノートパソコンも新調しようとしている。
とにかく散財だ。出て行け、お金。使え、お金。


と、まあ、どうでもいい話題で始まったフルタの日記。
こうやって、日記を久しぶりに書いている。
岐阜公演の時も、あっちで書こうと思っていたのに、ぜんぜん書けなかった。
その日の内にその日のことを冷静に振り返って文章に落とし込めれば良かったんだけど、そうじゃなかったから。
冷静になれてなかったよ、おそらく。
目の前で過ぎゆく時間を楽しんだ結果、そうなったという感じです。
うん、そういうことだよなぁと思うんです。


昨日、車で「フルカラーの夏」最後の稽古に向かっている時、
付けていたFMラジオから、夏の終わりを意識させる曲ばかりが立て続けに流れた。


いや、分かってはいたんだ。
そういう作品を創ったし、夏には終わりが来るってことが。
夏っていうのは何回味わっても、残酷に終わる。
それだけは小学生の時に感じた、あの8月31日とまるで変わらない。
来るぞ来るぞ、というよりも、線を引くみたいに「ここまで!」という感じでバスンって終わりやがる。
あれがね、夏なんですよね。唐突な幕切れ。


ラジオからは「来年の夏にやりたいこと」というテーマでメール募集が始まった。そして、andymoriの「すごい速さ」が流れた。完璧な流れだった。あと、番組パーソナリティーマンボウやしろさんがとても良かった。


フルカラーの夏も終わる。
8月31日(土)から9月1日までの2日間。
東京は明大前にて上演。


この夏に何か良いことがあった人も、何もなかった人も、
これを観て夏を終えて下さい。
僕にできることは、それぐらいなのです。


「フルカラーの夏」のトビラは、こっち。
http://furutamaru.com/60minutes2/top2.html