三月、下北沢とフルタ丸

下北沢の駅が3月22日(金)を最後に、翌日から地下化する。
これによって、下北沢界隈にある9か所の踏切が一気になくなり、ストレスレスな行き来が可能になるらしい。
「この踏切を見ることも、もうなくなるんだねぇ」と思いながら、
大阪屋のたこ焼きを食っていたのが、昨晩のことだ。
踏切ノスタルジックな人は、今、下北沢へ行かないとあの煩わしい踏切を見ることも叶わなくなるよ。
行きたいけど行けない。渡りたいけど渡れない。
このジレンマは、会いたいけど会えない、という古典的なドラマもそれなりに生んできたと思う。
もしかしたら、あの踏切がきっかけで叶わなかった恋もあるでしょう。
それもまた時代、これもまた時代。
下北沢は変わり始める。
そんな過渡期の下北沢で、そろそろ次回本公演の執筆が始まる。
フルタ丸を書き始める直前だけは緊張感が募っていく感じがあり
春先は特にそうで、気持ちが無駄に高ぶる。
今、まさに高ぶっている深夜4時だ。まったく無駄だ。


3月は舞台本番もある。


60ミニッツプロジェクトvol.1
『ひとりごとターミナル』
3月16日(土)15時/19時
@明大前キッドアイラックアートホール
http://furutamaru.com/60minutes/top.html


ラストひとりごと。
これは1時間という気軽さと同時に面白いのでオススメです。
フルタ丸再演の決定版。
お待ちしてる。