シール大作戦

ここに書いてない間に、
娘は日に日に成長を遂げている。
成長率は真夏のひまわりを思わせ、
過ぎ去った過去は色濃くなるばかりである。


今は「シールテロリスト」として、
奥さんが100円均一で買ってきた小さなシールを
家中、人間、犬、もう何もかもに貼りまくっている。
シールもバラエティに富みまくり、統一感はない。


おそらく女子高生が手帳に貼ることを想定して作られたシールで


「彼氏一筋」


という文字がデコられた大げさなシールがあって、俺はそれを貼られたよ。
いったいどんな気分になればいいんだろう。色々悩んだが答えは出ない。
父親の気分の正解はなんだ?ダイソー教えてくれ。
用途がピンポイント過ぎるシールは、こんな悲劇を生む。


ああ。


と、まあ、ブーブー言っているようだが、べつにOK。