演劇とフェスの相性

夏フェスの季節が到来したっぽい。
俺だって行きたいんだ。
行きたいけど、今年も行けなさそうだ。


おそらくこのフェスを真似て?憧れて?演劇の世界でもフェスっぽいイベントがある。
一日で色んな劇団を楽しめるようなやつ。
色んな劇団が15分とか短い時間で順番に出演するってやつだ。


フルタ丸も出たことある。
あれは、GEKI地下リバティっていう劇場のこけら落としイベントだった。
呼んで頂けて2日間出演した。
入り時間から、本番までの間に結構な時間があって、
皆と楽屋でトランプして過ごした。
あんときは、まだ川瀬も星野もいた。
色々と無茶苦茶やって、本番を終えて、
ギャラなんてものを一人8000円ぐらいもらった。
それが唯一の経験。


なので、他のイベントがどうなのかはあんまり知らないし、観にも行ってない。


一つ思うことは、フェスと演劇の相性の悪さ。
これは確実にあって、
舞台セットも作りこめない、照明も然り。
これだけでも通常の舞台のパフォーマンスよりだいぶ落ちる。
それでも試行錯誤してやるわけだけど、やっぱりきつい部分はある。


話を戻すと、演劇やってる人は、僕も含めてだけど
音楽に憧れている人が多い。フェスとかもその一端だと思う。
大きなステージで、大観衆の前で、「バーーーーーン!」と。


でも、やはり勝てない。
同じことやっても勝てる気がしない。
僕も好きだから分かるけど、やっぱ、憧れは憧れなんだ。


フツーに劇場で観る演劇が一番おもしろいと思います。
てらいなく、フツーにしっかり稽古して、フツーに小屋入りして、フツーに。
ハプニングなんか、何もない方がいいよ。殴り合ったりもごめんだ。
そのフツーが実は難しい。でも、僕はそのフツーをいつも追いかけている。


今、家の仕事部屋でコレ書いてるが、犬のジョンがフラフラやってきてソファに飛び乗った。
そのまま寝始めてしまった。自由だな。ごめん、それだけの報告なんだ。


また。