まるでドラクエ

埼玉県でフルタ丸を上演させてもらえる機会を得た。
次々回公演の11月のことだ。
昨日は下見に行って、イメージを膨らませた。
名産のゆずを使ったうどんもたべた。


話をもらったのは年始。
ちょうど地方で演劇をやることの意味を僕なりにずっと考えてた時期だったので、
すぐに「やらせて下さい」と返答。
巡り合わせ。得てしてそんなもんなんだ。


演目は『ひとりごとターミナル』を再演する。
これを埼玉ヴァージョンに改訂する予定。
詳細は情報解禁したら、また詳しく。


制作の和田っちと二人で行ったのだが、
車の道中も、フルタ丸のことを延々話す。
話しても話しても、話すことなんかまだまだある。
こう思うに、つくづく思うに、
演劇っていうのは、本当に燃費の悪い、面倒くさい表現活動だ。
それでも続けるのは、それこそが自分に合ってしまった、フィットしてしまったという事実。
だから、イコールで、僕も燃費が悪い面倒くさい野郎ってことになる。
もはや取り返しがつかないので、この流れに身を任せていくしかない。
遠くまで流されていけますように。


夜はそのまま2人で神保町。
前回公演に出てた前原君を介して、ある若者と会う。
前のめりな感じが気持ちがよく、色んな話ができた。
気付けば、ドラゴンクエストを例にして色々しゃべっていたが、
人生も会社も集団も劇団も、全部、ドラゴンクエストで言い換えられる。


お腹いっぱいになった。良い晩。