第2回オーディション後記

昨日、オーディションをやった。
思うこといくつかありて、書いておこう。


フルタ丸としては2回目でした。
第1回はもう1月下旬だったので4カ月ぶりになる。
来て下さった皆さん、ほんとにありがとう。


2回やってみてよーく分かったのは、
僕自身が応募者のどこを見ているのかってこと。
自分で自分のことが分かった。
それは「基準」と言えるかもしれない。
というか、フルタ丸に限らず、ふだん人間を観ている視点も、そんなに変わらないハズ。
オーディションが終わった今だからこそ、書いてもいいんではないかと思う。


ざっくり言えば、


〇フルタ丸への熱
〇コミュニケーションのセンス


この2つ。
熱もセンスもあいまいと言えばあいまいだけど、僕の中では明確に嗅ぎ取っているつもりで
誤魔化せない所でもある。
だから、分かる。
演技力なんてものは、稽古すればだいたいなんとかなるとも思っている。
そのために稽古があるわけだしね。
オーディションのために調整したり考えたことよりも、
生きてきた人生とか境遇とか思考に興味があるし、大事なことだ。
モノを一緒に作るってのは、たぶんそこを無視してはできないし、やってはいけない。
フルタ丸は商業演劇じゃないし。


これは全くの予断だが、世の中に数多あるオーディションに合格する一番の方法は、
オーディションを自ら開いてみることかもしれない。
応募者のどこを見ているかなんて、審査する立場になって一発で分かるはずだから。


何はともあれ、オーディションが終わった。
繰り返しになるけど、参加して下さった皆さんありがとうございました。


メンツがそろった気がします。
次も勝負の公演。
生きるか死ぬか。
どっちかでしょう。