ギャンブルの才能よ

某仕事の関係で、競艇に行ってきた。
今日は戸田に。
先日は多摩川
2回行って、すっかり競艇ツウを気取りたい気分である。



ポケットに入れた西村賢太の文庫本が競艇場の哀愁とマッチしていた。
競艇場の独特な雰囲気は、懐かしさと同時に「果て」のような寒々しさもあった。
行かないと分からなかった昭和な匂いを感じた。
鼻の奥がツーンとした。


6艇のボートの着順を決めるというシンプルなギャンブルだが、意外と当たらない。
昨日も今日も負けてしまった。
僕にはギャンブルの才能がないことが分かった。


演劇などというものをやってる時点で、そもそも人生がギャンブルめいてるからかもしれない。



去年やった『ゴールテープ』でも使ったandymoriのpeaceを久しぶりに聴いた。
前奏で勝負が付いている気がする。
イイものは最初からイイ。
最初こそイイ。
演劇もそうなのかも。