新居から

まー地獄のような1日だった。


日々の忙しさにかまけて引っ越すための準備を何もしていなかったものだから、
概ね全てを一日でやりながら引っ越した。


引っ越しのサカイにお願いして、荷物を移動してもらったのだが、
見るからに屈強な男たちが入ってきた。


学生時代、僕も引っ越し屋でバイトをしていたことがあったが、あんなに屈強だった憶えはない。
もっとぷよぷよしていた。


リーダーっぽい人が、クソ重い段ボールを軽々と2つ重ねて持って歩く姿にはめまいがした。
腰が砕けるような重さを感じた段ボールを2つ重ねて。しかも小走りだった。


人間じゃねぇなと思った。
闘ったら間違いなく殺される。


山のような荷物が部屋から消えていく様には爽快感があった。
モノが運ばれるというエンターテイメント。フルタ丸でやった「バラシて終わりと思うなよ」の時にも、そのコンセプトがあったことを思い出したりもした。


何はともあれ、引っ越しが終わり、
近所のファミレスで打ち上げ。


手伝ってもらった奥さんの両親と僕と奥さんと娘。
一気にビールを2杯流し込んだ。


新居には自分の部屋がある。仕事部屋。
下北沢の事務所も仕事部屋なわけだが、家にも仕事部屋ができた。
ますます頑張らないといけない。


この新居に幸多からんことを祈る。


あー腰いてぇ…。