フルタの品格
どうしても止められない品のない行動がある。
電車の中での食事。
僕はアレをどうしてもやってしまう、非常に品のない人間として世田谷界隈では悪名高き人物である。
おもに、奥さんに怒られている始末である。
だから、奥さんと一緒にいる時はやらないようにしているが、一人の時はだいたい我慢ができない荒くれ者である。
今日もラジオ収録のしごとを終えて、新宿から藤沢に向かう小田急線の中で
買ったばかりの「チョココルネ」を食ってしまった。結構混んだ車内で。
ここからは、僕の言い分である。
そのチョココルネはできたてであったこと。
まさに美味しい状態のソレを食われるために、この世に誕生してきたこと。
ボクはそれが無視できなかった。
譲れない信条に「美味しいものは最高に美味しい状態を食べるべき」というのがあって、
レストランで自分の料理が出てきているのに、仲間の料理が揃うまで待っている人のことも許せないタイプ。
自分のことなんか待たなくていい。
いいから、今、君の前で、湯気をあげている、そのハンバーグに一刻も早くむしゃぶりついてくれ!!!
と本心で思うのだ。
品のない行動だと、つくづく思う。
自分以外の人が食っているのをみたら、自分は絶対にやめようと思うけどね。
これが人間ってやつなんでしょうか。
ごめんなさい。