ビューティフルに

ロックバンドがもっとも魅力的に見えるのは、
まさにこれから世に出ようとしていて、
知っている人が5パーセントぐらいで、
知らない人が95パーセントぐらいで、
でも、その5パーセントの人達には熱狂的に受け入れられている状況じゃないか。
登りつつある段階の時。
刹那。
ふと、そう思った。


僕は毎日ロックを聴いてしまっている。
結局、ロックだ。
気づけば、ロックだ。
改めて、ロックだ。
なんなのだ。
日々、i-podはロックしか再生してない。
偏っている。
偏りに自分でもうんざりする時もある。
でも、嘘を付くわけにもいかない。当たり前か。
自分にわざわざ嘘や見栄をついて音楽を聴いているわけじゃないし。
結果、そうなっているということは、もはやそうなのだ。
自分の中で残る音楽はロックしかないのかもしれない。
それは愛しさにも満ちた諦めだ。
今日もロックを気が狂いそうなほど再生してやる。
ロックじゃない人間はそれしかできない。
何回も聴くことで自分のロックだと勘違いしたいのさ。


毛皮のマリーズ『ビューティフル』

こっちがライブバージョン『ビューティフル』。


僕は交互に観まくりました。今日は仕事が手に付かず。