まずはルールを破れ!

っていうタイトルの本を手にしている人を本屋で見た。


僕がその本を手に取ることはなかったが、おそらく「ルールを破れ」ということが書いてあるんだろうなということは想像できた。
そして、ルールを破ることが新たな道を開くであろうことも。
読んでもないのに、だんだんそんな気がしてきた。
ルールは破った方がいいような気が。


しかし、もしもだ。
もしも「まずはルールを守れ!」というタイトルの本があったらどうだい?


これはこれで、なんとなく説得力がありそうだ。
まずはルールを完璧に守ることで見えてくる新たな境地がある!
とかなんとか、どーせ書いてあるんだろうけど。
読んでもないし、そもそもそんな本なんて存在しなけど、そんな気がしてくる。
ルールは守った方がいいような気が。


なんていうか、タイトルって怖いですよ。
言い切ってるから。


そのタイトルに説得力を持たせることが書いてあるのが本文(中身)なワケですから。
こうゆう自己啓発本に限らず、小説なんかも同じ側面はある。


僕もタイトル考える時は相当ぐるぐると考え続けます。
まずはタイトルから考えるタイプでしょう。これからもたぶん変わらない。
タイトルが決まらないと、ほら、文章とか作ってもワードでパソコンに保存するときに困るんでね。
そうゆう理由もあるにはあるけど、物語の名前って相当大事だ。