東京サンシャインボーイズという劇団
本屋で立ち読みした。
時間がなくて、ハシゴしつつの立ち読み。
赤坂と新横浜の本屋で。
三谷幸喜のエッセイ『ありふれた生活8』だ。
その中に、
三谷幸喜が活動を休止している東京サンシャインボーイズという劇団が再結成した時のエピソードがあった。
そのエピソードが数回に渡って連載され、最後にはメンバー達による座談会まで載っていた。
コーフンして読んだ。
東京サンシャインボーイズという劇団が色んな意味で格好良いのはもちろんだけど、
読んでて劇団っていいもんだな。
僕はやっぱり劇団というものが好きなんだなと思えたことにコーフンした気もする。
演劇で世界を変えることはできないと思い始めている。
一時期、本気で変えられると思ったけど、
「なんかそれは無理だな」と冷静に思ったことがあった。
変えられない。
世界は変えられないけど、
誰か一人の人生をどうにかして守ることはできる。
世界を変えるんじゃなくて、一人を守る。
僕は演劇をそんなふうに考えるようになった気がする。