出たいんかい

たまにこう言われたりする。


「フルタジュンはなんで出るの?」


ご尤もな意見かもしれない。作・演出は芝居に出ない人も多い。
あ、芝居に役者として出る出ないの話ですよ。
決してフルタの体からヘンな煮汁みたいなものが出ているとかそうゆうことではない。


話を戻すと、作・演出に集中した方がいいのではと気遣ってもらえるのはそれはそれで有難いことではある。
芝居にとってその方が効率的だったりする。
が!
僕の返す言葉だいたい決まっている。


「出たいからだよ」


たまに自問自答するがこれしか導けない。


出たいんですよね。たとえどんな役であろうとフルタ丸の芝居には出たい。自分の創っている作品の中で演者でありたいという欲求。
これがある。


音楽のライブとか見たりすると、この欲求が暴れ出す傾向にあって、
だいたい帰り道は「あー僕もステージの上で何かやらかしたいぜ」と思ってしまっている。
そうか、ミュージシャンのせいだ。


歌えないし楽器はできないけど、なんとかしてステージに立ちたいと思ったら演劇しかなかった。
それに尽きる。


で、今もこれにしがみついている。
そんな28歳を迎えている。



次回公演の本番が日に日に迫って来た。
僕もようやく自分のセリフを覚えた。
今日だって昼から夜まで稽古だ。
集中してバクハツしたい。

もちろんボクシング「亀田VS内藤」の試合はDVDに録ってある。
家に帰ってからの楽しみ。


あ、


知人・友人の方、くれぐれもフルタの携帯電話に「亀田が勝った!」とかそうゆう結果を知らせるメールを一切送らないで頂きたい。
(これはダチョウ倶楽部的な「押すな押すな」ではない)



『I LOVE YOU』をよろしくね。

http://furutamaru.com/love/index.html