プリントアウト

ガイライ魚の台本をプリントアウトしまくった。キャスト分だから何回も何回も。たくさん紙を使うし、インク代だって掛かる。けど、台本は一つ一つプリントアウトして役者に渡す。ずっとこの方法でやってきた。変わらない。変えない。僕のEPSONのプリンターも、工場から出荷される時は、まさかこんなにこき使われるとは思ってもみなかっただろう。いや、もうすでに堪忍しているのかもしれん。


深夜、ある打ち合わせで星野が家に来た。打ち合わせ中であったが、四元奈生美が出演している『てくてく街道』(NHK-BS)を見る。正確には、朝の生放送の再放送である。だから、厳密な意味では生放送ではない。しかし、その15分間は生放送として放送されたものだから、やはり生なのだ。
これが、実にハラハラする。というのも、四国お遍路の旅ということで、素人のおじいさんやおばあさんがよく登場する。彼らは、生放送というタイトな時間のやりくりを全く理解していない。いきなり喋り出したり、いつまでも笑っていたりする。今日もハラハラする展開だった。

そんな『てくてく街道』の素晴らしさ(四元奈生美の素晴らしさ)を星野に語る。僕はまんぞく。