エイジング真っ最中の我々

今、激烈に世の中に疎くなっている。メジャーリーガーだった青木がヤクルトに復帰したことも知らず、聞いて驚いたばかりだ。プロ野球の話はさておき、気付けば「虎の館」の稽古も佳境に入った。
昨日は稽古場に舞台セットを運び込み、その中で稽古を試みた。
およそ2年ぶりに対面する舞台セットは、まるで古道具みたいに手に馴染む。触りながら、動かしながら色んなことを思い出す。3年掛けて、一つの舞台セットをメンテナンスしながら使い続ける。こんなことやったことがない。革製品のように、舞台セットもエイジングと捉える。味を出していく。人間もそうだね。みんな、エイジングだよ。老けて、更けて、深けていくのか。
ここ最近、ほぼ毎日、山田、清水、フルタは3人で一緒にいる。稽古の合間に3人でラジオに出演したり、なぜか店に立ちフルタ式ゴーヤチャンプルーを作ったりもした。

この夜は人生で初めて料理長を名乗った。道場六三郎のポジションだ。オリジナルのフードをお客さんに振舞う経験すら初めてだった。このBARバベルでの虎営業はどう考えても楽しかった。お客さんや知人、友人とこんな形で築くコミュニケーションもあるんだなということをこの年になって実感した。この経験は我々3人にとっても良かった気がする。
何はともあれ、今週末には本番。
今日は稽古休み。一日中、事務所に籠って準備だ。心して準備する。


TPAM2018 横浜公演
『虎の館』
2月10日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日)
会場:アーキシップライブラリー&カフェ(関内徒歩5分)
虎の館公式サイト

チケットのご予約、受付中!こちらからどうぞ。
https://www.quartet-online.net/ticket/tora


トラディショナルな横浜で虎と。