学芸会

朝から小学校で娘の学芸会を観劇。一年生の演目は「もりのおんがくかい」。今、僕が稽古している現場は22人の女性が出て来る作品だけど、「もりのおんがくかい」は一年生全員、なんと88人が出て来る。4倍だ。
娘はピアニカが演奏できる鳥の役に落ちて、花の役になったと言っていた。頭に大きな花が咲いていた。セリフは2つだ。

稽古場でも、たまに言うけども、役によってセリフの多い少ないはどうしてもある。けど、それがイコール、役の小さい大きいではない。セリフが少ない=責任が軽い、わけでもない。登場人物の誰か一人が舞台上で一瞬でも気を抜いたら、小さな穴の開いた風船のように、作品は一気にしぼんでしまう。

思い出した。そうだ、自分も小学生の時に「みにくいアヒルの子」の学芸会があって、何匹かいる内の一匹を演じた。頭にアヒルのお面付けてたわ。セリフは思い出せない。けど、あのお面の形だけはしっかり憶えてる。

というわけで、今日も終日の稽古へ向かいます。