宿題は増えるよ

家を出る時、読みたい本を何冊か鞄につっこんでおく。けど、結局、どの本も1ページも読めずに帰って来ることが多い。荷物が増えて肩が凝る一番の原因がそれだ。それでもやってしまう。一日のスケジュールを考えたら分かるはずなのに、時間貧乏性のせいか、読めるはずだ!と思ってしまう。1冊も読めずに終わったのに、なぜか4冊くらい持ち歩いてしまう。

今日も打ち合わせを渡り歩いた。どちらもまだ公表できない先々の舞台。こちらもフルタ丸の公演期間を挟んで止まっていたものが一気に動き出した。一通りの打ち合わせが終わると、僕も気軽に「考えて来ますよ」と答える。つまるところ、それは宿題になったことを意味する。こうして宿題は増えていく。最近、小学1年生になった娘が宿題を持って帰って来るようになった。やらずにテレビばかり見ている娘に「宿題やりなさい!」と言ってるけど、僕もやれずに寝てしまったりする。…娘に強く言えたもんじゃない、という自省。

宿題の夏。