あの言葉の意味を知る

学芸大前でワークショップ稽古があり、色々考えた挙句に下北沢の事務所から歩いて向かうことにした。調べてみたら1時間くらいだ。電車を使ったとしても、ドアtoドアでなんだかんだで45分くらいかかる。この時期の人混みが本当に嫌なので、歩くことを選択。歩き始めて、すぐにこれは…遠い…心が…折れるかもしれない…ということに気付く。しかし、今更どうにもならない。かと言って、タクシーに乗るのも癪だ。歩き続けた。やはり、きっちり1時間ちょいかかって到着。こんな日に限って、革靴だった。


10月にやってからずいぶん空いてしまったが、RYONRYONさんと川村さんの二人芝居。今日は川村さんの代わりに、文学座の研究生の子が来てくれていた。作品を作り込みながら、作品にとっての正解を追いかけることと、演劇そのものを体系的に教えることの違いを改めて思った。


稽古が終わった後、某所で美味いちゃんこ鍋を頂く。決して広くない店だったが、後ろのテーブルに某女優さんがいた。これが説得力か。何かに納得した自分がいた。そんな彼女に向かって、元旦那は「やっと会えたね」と言ったのはクソ有名だが、確かに言ってしまう気がした。そのワケが少しだけ分かった気がした。