ひらフルがやってくる

しばらく事務所の部屋の隣が空き部屋だった。気兼ねなくて良かったのだが、9月くらいからどうやらバンドが部屋を借りている。ちゃんと挨拶をしたことがないので、何人組でどんな編成なのかもわからない。
男も女もいるような、そういったバンドであることは確かだ。僕が遅くまで事務所にいると、彼らの部屋も遅くまで電気が付いたままということがよくある。昨晩もそうだった。劇団とバンド、壁一枚挟んで隣り合わせ。これが男と女なら、恋でも始まってしまうだろう。


ここ数年、毎年1月の風物詩となりつつある「ひらさわ&フルタプロジェクト」の第6弾公演が発表となった。


ひらさわ×フルタプロジェクト
第6弾『無礼講 into the Room』

公式サイト⇒http://bit.ly/2g2vlBR


さっき数えてみたら、このプロジェクトは2012年からやっているので5周年になる。今回は、これまでの座組ともがらっと変わり、初めての人も多い。
LEVELSという制作母体ができて1年が経ち、何本かLEVELS作品を見る内に、自ずと「ひらフル」でやる方向性、やりたいことが改めてしっかり固まった。それについては、ひらさわさんとも話して同意見だった。突き詰めたい。
1月末なので「新春」というには少し遅いのかもしれないが、この作品がお客さんにとっての初笑いとなりますように。
そして、これが一番大事なのだが、無礼講でありますように。