汚い手

思い出したように万年筆のインクをボトルから吸い上げる朝。
面倒だけど嬉しい儀式。

案の定、手に大量のインクが付着し、洗っても洗っても落ちない。
結局、汚い手で家を出る。
もし僕が手タレだとしたら、今日で失職するだろう。
手ぐらいは綺麗でいたい。


今週は、あるシナリオの修正を一週間かけて少しずつ進めている。
毎日、決めた分量をこつこつ直している。一気に直すよりも区切っていくことで集中できていい。
年々、集中力をコントロールできなくなっているので、時間的な制約と分量的なリズムで集中するしかない状況に追い込むしかない。