もう帰ろう

朝、家族が寝ている間に家を出て事務所へ。
来週に向けて、仕事を追い込んでやっている。
ひとまずの区切りが付いたところで、ふと思った。


もう帰ろう。


日曜日が日曜日じゃなく過ぎていこうとしていたのを食い止めるため、少し早めに帰宅した。
家に帰ると、娘が泣いていた。
奥さんに怒られたという。
時はすでに19時半だったが、娘と夜の散歩に出かけることになる。
陽が長くなった。
まだギリギリの夕焼けが空の端っこに残っていた。
閉店間際だった近所の自転車屋を見に行き、自転車の買い替えについて真剣に考えた。
あと、なぜか自転車屋に売っていたキラキラしたシールを娘に買わされた。
帰る途中、自動販売機でジュースを2本買った。


日曜日は終わった。