ナイスゲームが目に染みる

最近は、今日のために頑張っていたような所がある。
横浜スタジアムへベースボールを見に行った。
奥さんと娘を説得して、早く出発することに。
練習を見たいからだ。
陽が暮れていない試合開始前、両チームが交互に守備練習とバッティング練習を行う。
僕はあの時間が何よりも好きで、ずっと見ていられる。
至福とはこのことだ。永遠に試合が始まらなければいいのにとさえ思う。
しかし、気付くと陽が落ちていて、入れ替わるように夜がやってくる。
試合が始まる。
あの瞬間も好きだ。
野球場には好きしかない。


中日と横浜の試合は、序盤に3点のリードをされながら、中盤から終盤に掛けてホームラン攻勢で逆転するという絵に描いたようなナイスゲーム。
新外国人のビシエドが、噂通り矢のような打球を飛ばした。
今季の強さを垣間見た。
近くにいたサラリーマンと共に歓喜の声を上げた。
娘から「あの人は、おとーちゃんの友達なの?」と何回も聞かれた。それまで他人同士に見えていた誰かと歓喜を共にする、ハイタッチをすることが不思議で仕方がなかったらしい。
野球が分からない娘を球場でいかに楽しませるかは僕の役目だ。これからも。

ハマスタ名物、みかん氷
シンプルで美味い。
夏はもっと美味いんだろうな。