僕の日曜日は充実していた

事務所で、明日から稽古が始まる「下北コロッケ」の演出についてあれこれ考える。台本を広げて、まずは自分のセリフを確認する所から。
大学生の頃から変わらないが、馬鹿正直にピンク色の蛍光ペンで自分のセリフをマーキングしていく。
これ、意味あんのかな?という疑問すら沸かせている場合じゃない。
自分でセリフを書いておきながら、そういう段取りを踏まなきゃ進めない。
今年に入ってからは、演出する舞台ばかりが続いていた。
1月「青春ゲットバック シーズン2」、
2月「虎の館」、
3月「おはようインコさん その2」。
4月の「下北コロッケ」では久しぶりの役者業もだ。
役者をやる時の個人的なテーマはいつも「粛々と大胆に」。


昼からは、大学の同級生の高柳と下北沢のカフェで打ち合わせ。
年末以来に西新宿で会って以来。
気付けば、3か月ぶりだ。
あれから僕の中でも変化があった。
やりたいこと、やるべきことが変わった。
それを軸に、今やっていること、興味のあることをバーーーっと話す。
新たな展開へ突き進むことになりそう。
僕らの企画にカレを本格的に巻き込もう。
形にしたい。


事務所に戻り、本公演ツアー「ビッグマウス症候群」のリリース作り。
ようやく完成。
岐阜に住むかつてのフルタ丸メンバーの友基にも連絡。
今は、なぜか僕の地元で新聞記者だ。
昼間に会った高柳もそうだし、巻き込もうとしているカレもそうだし、結局、頼るべきはフルタ丸の過去から今に繋がる全ての人間であることに気づいて、ハッとした。