フルタも開幕

プロ野球が開幕した。
完全に今朝まで油断していた。
いや、25日が開幕戦であることは知っていたのに、日々の諸々に目が奪われていたのか、今朝、電車で下北沢へ向かう途中に文字通りハッ!と気が付いた。
仕事をしながら、ネットで試合展開をチェックする日々のハジマリ。
それによって著しく仕事の効率は損なわれ、進むものも進まないというオチが待っているのに、やめられない。
下馬評では軒並み6位の中日。
ファンから見ても、戦力補強に成功したとは言えない。
けど、チームの方針と選手の意識だけで戦い方は変わる。
落合監督の一年目もそうで、それを証明した。
あの時、僕は開眼した。
劇団のことでもちょうど悩んでいたし、でも、そこに光が差したのは落合監督のチームの率い方であり、闘う姿勢であり、ブレない哲学だった。
谷繁監督の監督専任一年目に期待するしかない。ファンができるのは期待だけだ。
開幕戦は勝利し、事務所で一人歓喜したのは言うまでもない。



終電間際、下北沢18へ。
ここでコロッケの舞台をやらせて頂く。
プロデューサーの松田さん等と「下北コロッケ」の打ち合わせ。
どれだけ細かいところまで具体的に詰めておけるかがまずはある。
飲食の提供と演劇の稽古。
カレーの時にやって思ったけど、どちらも同じぐらいの比重で手を抜けない。
美味しいコロッケを食べて頂きたい。かつ、そこに面白い演劇を付加したい。来られる方にとっては、もちろん逆でもいい。面白い演劇を観て頂きたい。かつ、美味しいコロッケも付いてくる。どちらが取っ掛かりでも嬉しい。どこにもない体験になるはず。