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インコさんとの稽古も回数を重ねて、全体的なことが固まりつつある。
稽古終わり、インコさんと「精査する時間まで早くたどり着けるようにしたいですねぇ」という話をしながら歩いた。
演劇の稽古もそうだけど、最終的に精査の時間をどれくらい取れるかが、作品としてのクオリティとお客さんの満足度に直結すると思っている。
この座組における僕の一番の役割はそこだと思っていて、インコさんが発するオモシロとお客さんの間に立つこと。どうやったらより伝わるか、どうやったらクオリティと満足度を上げられるか。そういうことを考え抜かねばならないし、実現したいなーと思ってます。


今日、ようやく読み終えた一冊。
『激録!総理への道』

途中、他の本に浮気したり、全く読まなった時期もあったりして、読み終えるのに気付けば半年くらい掛かっていた。
ふだん人に本を薦めることなんか全くしないけど、これだけは会う人会う人に薦めた。薦めている僕が、まだ読み終えてないという矛盾もはらんでいましたが。
もう15年くらい前に発売された本で、角栄から森までの総理大臣人物伝ドキュメンタリー。
誰が総理の座を狙い、誰がキングメーカーになり、誰がどういう理由でその座に着くことになったのか。
人間、時代、運命…壮大なテーブルゲームを見ているようでした。
この作家が書いた森から安部までの続きが読みたい。
書いてくれねぇかな。