半身の攻撃

イデアを自分の中で出さないといけないとき、そのアイデアをいつも自分はどうやって思いついていたのか忘れる。
たぶん、何かしらの法則性に従ったものがあるんだろうけど、そういうものを全部忘れてしまう。
結局はノートを広げて、しばらくボーっとすることが出発点になる。
今日も、打ち合わせのあと、事務所でしばらくそれをやっていた。
いろんなことが頭の中を駆け巡る。
…気づいたらネットサーフィンをしていた。
ハッとして、ネットを閉じる。ということを何度か繰り返す。
つまるところ、考えることから逃げながら向き合う。
この「考えることから逃げながら向き合う」というのが実は考える時の根底にある。いわば、半身の姿勢。半身の中から、何か出てくる。何かを思いつく。
僕は煙草を吸わないけど、煙草の存在はそれにうってつけのアイテムなんだろうと思っている。煙草を吸っている間は、向き合うことを少し休める。でも、それは休んでいるという体をとっているだけで、本当は休んでない。そう、その「本当は休んでない」状態をいかに作るか。
それで言えば、僕のタバコ的な存在はスルメだった。
これまで、セブンイレブンイカソーメンを何千本食べたかわからない。
最近はあんまり食べてないけども。