虎オブバイフォー

下北沢にチャンピオンというホルモン屋があって、打ち上げはここしかないだろうと。
肉を食って事務所に戻ったのが23時前。清水さんと少しダラダラ話して、案の定、眠くなって、清水さんが帰った後、ソファで2時間だけ寝てました。
すっきりしたわけでもない。
まだまだ寝たい。
けど、このまま寝てしまうと月曜の諸々に間に合わないと思い、もうこのまま朝まで起きている…という決意をしたフルタです。


「虎の館」が終わりました。
まずはご来場ありがとうございました。
気にかけて下さった方もありがとうございます。
いつも、公演をやる時は楽しみと不安が同居してるんですが、今回の不安はいつものソレとも違ってました。
場所そのものが大きかった。
会場のある場所です。
都内某所…実は調布市だったのですが、駅から遠く、吉祥寺からバスで25分間いう…これはもはや遠足でした。
僕は会場の外に立ち、来られるお客様をお出迎えしてましたが、皆さんがマイカー、バス、徒歩、自転車、タクシーなどあらゆる方法でお越しくださるのを目の当たりにして、とても嬉しかったのです。
劇場へ足を運ぶというのはどういう行為なのかと改めて考えました。
日常と非日常を分ける会場の入口には結界がある。この作品は、お客様がご予約した瞬間から、結界が始まっていたのかもしれない。
そんなことを考えたりもしました。
本当にありがとうございました。


会場だったスペースオブバイフォー。

3階の階段。とても良い眺めでした。


なぜか好きだった、町の一角にあるキタハラデンキの夜。

この電飾のチープ感、たまらん味わいでした。


「虎の館」は公演として続けたい。
どういった場所で、どういったペースになるのかは分からないけども、重ねていきたい。
理由は、この作品が好きなのと、まだまだ終われないというのと、あの虎たちをまだまだ見ていたいから。
二人芝居は奥が深いんですね。
どこまでもやりこめてしまう。
冗談でなく永遠に稽古ができてしまう。
演劇のスタイルとして魅力的だということが、よく分かりました。
二人芝居にハマりました。


虎、どこかでまた。