日本シリーズのように

今日から「共演NG」が終盤戦に入る。
日曜日に掛けて残りの6ステージに挑む。
プロ野球に例えるならば、ここまでがクライマックスシリーズ
で、ここからが日本シリーズだ。


劇団っていうものは、いつに、どうして、どうやって
歩みを止めるか分からない。否応なくに止められることだってある。
そんな劇団もたくさん見てきた。
つまるところ、小劇団に作品を作り続けられる保証は何にもないってことです。
それを思うとヒリヒリする。
演劇を創ることでしか自分の存在意義を見い出せてない人間にはヒリヒリするよ。


おしまい。終わりはやってくる。


これは創作にまつわる全ての活動の根底に流れざるを得ない。
だから、作品の中で、それ自体にも抗いたいといつも思っている。


一瞬の中に永遠を込め、永遠の中に一瞬を見い出す。


これは創作を始めた頃から、自分にとっての変わらぬテーマ。
これからもそれ以外はありえないと思う。


作品が、断片でもいいから、
お客さんと一瞬と永遠を交換できたらうれしい。


劇団フルタ丸「共演NG」
http://dp02026338.lolipop.jp/22tokusetsu/kyoenng.html