雑然とした事務所で

いつの間にやら、小屋入り前日です。


前日恒例、いつものように事務所にこもり、明日の準備。
準備と言っても、事務所から劇場へ持って行くものを一人で仕分けるだけだ。
制作道具、照明機材、グッズ、フルタ丸の看板、なんやかんや色々ある。
それを玄関前に山のように固める。


その山を眺めながら稽古を振り返り、
明日からの2週間弱をイメージする。


「共演NG」とは何なのか。
この物語を書こうとしたときに思い描いていたものと
稽古を経て完成しつつあるものには、色んな差異がある。
それは公演の度にいつも思う。
僕の想像力で追いついていなかったところを
出演者やスタッフさん達の力を借りて補完してもらうような。
やはり、演劇は総合芸術だ。
一つの作品を創るのに、一人一人が担うエネルギー量が圧倒的に多い。
こんな表現、他にない。
だから、上手く行かないときは全然上手く行かないし、
上手く行くときはすげー上手くいく。
怖さと嬉しさが常に同居している。
5月、フルタの全てを「共演NG」に掛けます。


さて、最後の稽古だ。


「共演NG」⇒ http://dp02026338.lolipop.jp/22tokusetsu/kyoenng.html
チケット予約⇒ https://ticket.corich.jp/apply/53304/002


よろしくどうぞ。